旅装 - ザック(2)
ザックは、靴に次いで、旅の間、すっと身について、体の一部になるものなので、相性の良いものを選びたいものである。十数回、登山用品の店に通って次第に、伴侶ともいえるザックが決まる。ザックには男性用と女性用があり、同じ容量でも、背中の長さによってS,M、Lがあることが分った。大きさは40リットル、L型、2気室にしようと心が決まってくると、自ずと絞られてくる。ミレーのザックで、神保町の石井スポーツでバーゲンで売っているのが妥当な所と思ったのだが、それなら同じものが好日山荘にもあったので、新宿の同店へ行くと、欲しい色の物は、在庫がなく、調べてもらったら、池袋店にあるという。
一晩過して、今日は、10時前に家を出て、池袋へ向かった。好日山荘の人は、昨日、新宿から在庫の照会を受けた人で、スムーズに進んだ。装着の仕方など教えて貰って、それを背負って、意気揚々と店を出た。お金持ちで、いくら高くても、欲しい物をその場で買ってしまう人には、このささやかな買い物の喜びは味わえないのではないのではないか。
そのザックを背負って、原宿で降りて、向かったのは、NHKの傍のケヤキ並木での、「アースマーケット」という有機の野菜や食品の市場である。それほど大きな規模ではなかったが、大根や玉葱を買って、それでも足りないので、渋谷市場でキャベツやジャガイモを買って、背負って帰った。計ってみると、9キロ。大体アイルランド旅行で背負う重さである。
色々なバンドの調整や隠しポケットなど調べて、寝袋、ツエルトを入れてみたりして楽しんだ。ザックの自重がやや重いかとも思ったが、ザックは女房と同じで、1度選んだら、いとおしんで最後まで背負わなければならない。
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Phpto by shigeko


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