無料ブログはココログ
2009年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月の2件の記事

2008年11月17日 (月)

アイルランドの美味しいもの(1)

旅の楽しみの3割以上は食べることの楽しみにあると思っている。
海外旅行へ行って、食べ物がまずかったと言う人や、食べ物の話をしない人は、私はその人が大した旅をしていないと思う。
ありがたいことに、私は世界のどこへ行っても、その土地のものが美味しい。
「あなた方はこんな美味しいものを食べているのか!」と驚嘆する。
だから、その土地の美味しいものを知らず旅行するわけに行かない。
予備知識が必要だ。行ってその土地の人に聞くのが一番だが。事前に少し情報を仕入れるのも楽しみの一つ。

そんなわけで、図書館で、松井ゆみ子『ケルトの国のごちそうめぐり』(河出書房新社)が目に留まり、手に取った。
素晴らしい写真が沢山ある。ただ、写真だけからは、アイルランドのご馳走は立ち上がってこない。
牡蠣やジャガイモなどアイルランドで有名なものは別にして、覚えておきたいものを書いておく。

ブラックプディング ー腸詰。血が入っているから黒い。その中で特殊なのは、ドリシーンとトライブで珍味のようだ。
コークのヒラメのバター焼き
コーク産のジン
アイリッシュスチュウ
アイスクリーム

まあ、こんな所だろうか?この方はダブリン近郊のニューブリッジという所に住んでおられて、そこを中心とした生活の、食を中心としたエッセイで、アイルランドの日常といったものを垣間見ることができるが、タイトルの「ごちそうめぐり」から、各地の名物郷土料理のようなものを知ることが出来ると思って読んだので少しがっかした。
アイルランドには取り立てて目を見張るような料理はないが、平凡だが地味あふれる料理が食べられるのかもしれない。

それにしてももう少し情報を仕入れておきたい。ダブリンではこれがお勧めとか、B級グルメ的情報でもいいから「これがお勧め」といったことが知りたいのである。

#42

2008年11月13日 (木)

アイルランドの歌

アイルランドの音楽を少しずつ聴いている。
Kelly 図書館で『グレース王妃のお気に入り -アイルランドの民謡集』が目に付いて借りて帰って聞いた。
グレース・ケリーのお祖父さんが1867年20歳の時、アイルランドからアメリカに渡っていて、彼女は移民3世なのである。彼女はモナコ王妃なり、3人の子供を得て、あるとき、大公とアイルランドへ訪問してから、アイルランドの歌を初めアイルランド関連のコレクションを始めたとCDの解説書に書いてある。1982年王妃が自動車事故で亡くなった後もそのコレクションは王室に引き継がれていると言う。
ロバート・ホワイトと言う人が歌っているこのCDは「ダニー・ボーイ」から始って、中ほどに「庭の千草」もあり、みな親しみを感じるメロディーである。
ごく自然で、土俗的なやっぼったさがないのである。

話は飛ぶが、竹山道雄の『ビルマの竪琴』の最初の山場は、ある村で供応を受けて、歌や踊りに打ち興じているうちに、英兵に包囲される所である。日本兵はそれに気づいていることを、敵に気づかれないように、今までどおり、歌を歌いながら、戦闘の準備を進める。庭にある爆薬を積んだ車をこちらに引き寄せなければならない。お祭りの山車を引くように、歌を歌いながら、車を引くのである。そのとき歌うのが、「はにゅうの宿」と「庭の千草」である。日本兵は準備を済ませ、隊長が「突撃!」の号令をかけようとしたところ、森の中から歌声が聞こえてくる。それは「ホーム・スイート・ホーム」であり、「ザ・ラスト・ローズ・オブ・サマー」である。日本軍は自分達の歌を敵兵が歌うのに、異様な感動に包まれる。それから、敵味方を越えた大合唱がはじまり、第一話は終わる。

我々日本人は、明治の音楽教育改革のお陰で、アイルランドやスコットランドなど西洋の歌を習って育ったのである。古いわらべ唄を失った見返りに、かなり、西洋の耳を持ってしまったのである。
エンヤを聞いても、私たちの音楽感覚と隔てがない。
実際、アイルランドで聞く音楽はどうであろうか?

#41

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »